ラッパーがラップバトルをするとき、「rhyme」や「レぺゼン」など少し日常で使わない言葉が出てきますよね。
今からその言葉の意味を詳しく説明していきます。
目次
- レゲエとは
- MCとは
- flowとは
- freestyleとは
- レぺゼンとは
- verseとは
- What‘upとは
- punchLineとは
- ラガマフィンとは
レゲエとは
レゲエの神様といえば”ボブ・マーリー”ですよね。
レゲエとは、ラップとは違いジャマイカ発祥です。ちなみにラップはアメリカ発祥で、それぞれ特徴が違います。
ラップバトルは4小節や8小節が主流ですが、レゲエバトルは60秒が多いですね。
他にも、ラップバトルはDJですが、レゲエバトルは後ろにレゲエDJたちが演奏しています。
↓レゲエバトルの例 MOL53 VS ARARE (2024渋谷レゲエ祭VS真ADRENALINE)
МCとは
МC(エムシー)とは、ラップをする人のこと。つまりラッパーということです。
例えばSAMの「漢字は書けても肝心なものにかけてたらく〇ったれМC」
↑SAM VS Amateras (戦極МCバトル) ↓3分21秒
flowとは
flow(フロー)とは韻を踏む行為、つまりラップです。あまり深い意味はないけれど、頭に入れておくといいでしょう。
例えば韻マンの「俺に韻だけっていうけどお前もflowだけやろ」
↑韻マン VS PONEY (凱旋МCバトル)
freestyleとは
freestyle(フリースタイル)とは、ラップを即興でやること。freestyleギネス世界記録は日本人のPONEYで、48時間連続freestyleラップをしたとされています。
例えば百足の「調子どうなんだよまずはfreestyle」
↑百足 VS novelcore (戦極МCバトル)
レぺゼンとは
レぺゼンとは、何かを背負う、代表するということ。地元レぺゼンとは、地元を代表するという意味です。
例えばまゆちゃむの「どんな顔していいかわっかんないから稚内のほうに帰ってあんたはレぺゼン北海道」
↑まゆちゃむ VS МC松島 (戦極МCバトル)
verseとは
verse(バース)とは、いわゆる小節です。1verseだったら一小節ということです。
例えばバチスタの「verseのレベルが小中学生baby」
↑ガードマン VS バチスタ ↓3分5秒
What‘upとは
What‘up(ワッサー・ワッツアップ)とは、調子どう?とかこんにちは、みたいな軽い挨拶的なものですね。
例えばBozの「盛り上がる準備できてるやつ手貸してくれWhat‘up!」
↑Boz VS 9for VS Fuma no KTR
punchLineとは
punchLine(パンチライン)とは、その1つのverseの中で一番のオチや決め台詞みたいなもので、観客が一番盛り上がります。
伝説のパンチラインといえば、MOL53の
「優しくしてるんだぜ 上から目線じゃねぇ 対等で俺が上」
「若けぇ奴が増えて誰が誰だか分からねぇオリジナリティを磨いていけ」
↑MOL53 VS MC MIRI (戦極МCバトル) ↓2分7秒
ラガマフィンとは
ラガマフィンとは、レゲエの用語でかっこいい、イケイケ、ノリノリな人のことを指します。レゲエでは、ちょっと悪い感じのことをかっこいい風に思います。
例えば左流の「ラガマフィンな音のsoldier すべてをhijack」
↑左流 VS Amateras
まとめ
ほかにもたくさんのラップの基本用語がありますが、これさえおさえていれば、広範囲のラップを楽しめるはずです。この情報が皆さんの役に立てればなと思います。